熱中症にならないように、曇りの日を選び、朝一、行って参りました。今日の一番は、なんと言っても、ヤマユリでしょうか。夏の女王と言わんばかりに、明るい武蔵野植物園近辺で咲き誇っていました。見る者を圧倒します。 それとは対照的にヤブミョウガが真っ白な小さな花を付け群生している姿は、派手さはありませんが、楚々として涼しげで、心惹かれるものがありました。いけばなでこの花の美しさを表現してみたいと思いました。 自然教育園は東京の真ん中にあり、かなり広大で数知れないほどの種類の植物が生息していますが、いけばなの花材として植物を見てしまうと、その植物の美しさを表現できるか否かで、植物の取捨選択をしてしまうと思いました。人間の「いけばな的美的感覚⁉️」の範疇にあるかどうかということでしょうか。「いけばな的美的感覚」とは何か??? それにマッチする植物は、ほんの一握りであることは確かです。「いけばな的美的感覚」とは何かを自問しつつも、ここでは、様々な植物の営みをこれからも見ていきたいと思います。
ミソハギが水辺にかわいらしく花をさかせていました。お盆の季節なのだと感じます。盆棚の水の子に水をかけるために、この花を選んだ昔の人々の気持ちがわかるような気がしました。
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