ほぼ1ヶ月ぶりに自然教育園に行きました。1ヶ月に1回では当然花期を追いきれず、教育園は鬱蒼とした緑の園になっていました。植物の側に名札が立っているのですが、どの植物を指しているのかわからないものがあるほどです。
2月に行った時には落葉していた樹木が芽吹き、5月の風に葉が気持ちよさそうにそよいでいました。「この枝ぶりすてき、 あの花器に入れたい!」などと妄想します。笑
葉が茂ったことで2月には日向だった場所がすっかり日陰となり、やはり、この植物は日陰を好むのだという発見もありました。この自然教育園は積極的に人の手は入れないことを旨としているので、樹木は別として、日向の植物の方が少ないように思います。
それから、自分の庭にはない植物の花期が終わると、どのようになるかを観察できるところも、植物園の良いところだと思います。また、ヒメガマのように、特徴的な部分(ヒメガマの場合は穂)が、未だにない時期はどうなっているのかも知ることもできます。花を生ける人間は、花期が終わると枯れるので、花材を処分せざるをえません。また、生けるに適した時期だけしか知らないことも往々にしてあります。季節を追って植物を知ることは大事だと思いますし、とても興味深いです。
今回は、ヤマボウシの大木に花が満開でした。大木すぎて、花の美しさが望遠鏡を使わないと見えないほどでした。
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